ウィークリーマーケット
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LPガススポットマーケット
- CP先物指標(5月4日)
6月限 7月限 8月限 P 738 725 720 B 778 765 760
- フレート市況 52.3㌦
- バンカーオイル(シンガポールC重油)5月1~9日平均622.3㌦/㌧。
- CP先物は、バックワーデーション(期先安)。GWとメーデーなど休暇でLPG市場は閑散。プロパン、ブタン格差は40㌦に縮小したが、原油、ナフサ市況が乱高下しており、LPガス市況も荒い展開か。
NYMEX市況推移
- 期近先物市況(5月6日~5月10日)
6日 7日 8日 9日 10日 WTI 96.16 95.62 96.62 96.39 96.04 天然ガス 4.011 3.920 3.978 3.983 3.910 改質ガソリン 286.57 283.34 285.38 288.51 286.03 ヒーティングオイル 292.02 292.77 291.47 293.66 290.62
- 週初はイスラエルのシリア空爆に対するシリアの報復示唆により地政学上のリスクが高まり急騰したが、米国原油在庫の増加見通し、サウジ等OPEC増産で反落、8日にはドル安、株高を背景に、クッシングの在庫が減少したことを受け反発した。米国週間新規失業保険申請件数の予想外の減少も9日は米国原油在庫の増加が嫌気されWTIは軟化、石油製品はニュージャージー州ポールスロボ製油所で煙が上がったとの誤報に反応して一時急騰したが戻している。WTIは96㌦台で推移し、北海ブレントとの格差は7.87㌦に縮小した。WTIの総取組高は6日に178万枚と過去最高水準。
その他の市況
6日 | 7日 | 8日 | 9日 | 10日 | |
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TOCOM(㌦/b) | ー | 101.56 | 101.26 | 101.06 | 101.16 |
ドバイ(㌦/b) | 102.47 | 101.38 | 101.47 | 101.28 | 101.26 |
ブレント(㌦/b) | 105.46 | 104.40 | 104.34 | 104.47 | 103.91 |
OPEC(㌦/b) | 102.61 | 102.75 | 102.11 | 101.67 | ー |
ナフサ (㌦/㌧) | ー | 850 | 856 | 870 | 865 |
C重油(㌦/㌧) | 628.4 | 629.69 | 625.74 | 622.94 | ー |
TTS(円/㌦) | ー | 100.13 | 99.90 | 99.89 | 101.96 |
EIA週間需給統計
- 米国需給概況(単位1,000バレル)
2013.4.19 2013.4.26 2013.5.6 増減 原油生産量/d 7,326 7,312 7,369 +57 製油所稼働率% 83.5 84.4 87.0 +2.6 原油在庫 388,588 395,284 395,514 +230 ガソリン在庫 217,802 215,984 215,074 -910 留出油在庫 115,278 115,752 117,564 +1,812 原油輸入量 /d 7,564 8,166 7,606 -560 ガソリン輸入量/d 662 628 780 +152 製品供給量計/d 18,610 17,937 19,100 +1,163
- 米国石油在庫を対前年同期比でみると、原油104.2%、ガソリン103.9%、留出油97.4%。米国原油生産量は1992年以来の高水準が続き、原油在庫も急増し過去最高水準、クッシングの在庫は5,000万バレルを割り込んだが、高水準が続いている。精油所稼働率が上昇、がガソリン輸入量も増加したが、ガソリン在庫は減少。ガソリンの直近4週間の需要(供給ベース)は850万バレル/日で対前年同期比2.4%の減少。